建売住宅と注文住宅の価格や特徴を6つの項目別で徹底比較

新築住宅は、大きく分けて「建売住宅」と「注文住宅」の2種類に分けることができます。

ただ、「両者の違いは?」と聞かれても、購入価格が異なる程度しか知らないですよね。たとえ建売住宅のほうが安く買えるといっても、その他の明確な違いを把握している人は少ないです。

しかし、これらは全くと言っていいほど特徴が異なるため、あらかじめ両者のメリットやデメリットを知った上でどちらか一方に決めておく必要があります。

値段が大きく変わるのはもちろんのこと、間取りや土地などの自由度が全然違うからです。

そこでこのページでは、建売住宅と注文住宅の特徴を6つの項目に分けてそれぞれ細かく説明していきます。これから新築を建てる方にとって、どちらを購入しようか悩んでいる人は必ずここで紹介する内容を熟読してください。

そして、夢のマイホーム購入に役立ててください。

1.建売住宅と注文住宅の違い

建売住宅と注文住宅の違い建売住宅と注文住宅の違いを一言で表現するのであれば、以下のようになります。

  • 建売住宅:既製品
  • 注文住宅:オーダーメイド

前者が既に出来上がっている家を購入するのに対して、後者はあなたの意見や要望をゼロから取り入れて世界に一つだけの建物を建築してくれます。

そのため、この2種類の新築住宅の最大の違いは「自由度」にあると考えてください。

ここに大きな差があるからこそ、価格に大きな差が開きます。

もちろんこれだけではなく、それぞれに特徴があり、メリットデメリットが存在します。以下でその違いを紹介します。

1-1.建売住宅とは

建売住宅とは、「既に建っている」、あるいは「決められた設計でこれから建設される」土地付きの住宅、つまり新築分譲住宅のことを指します。

新築分譲住宅とは、大きな土地をいくつかの区画に分けて、それらに新築を建てて販売することです。マンションは部屋を分譲して購入するのに対し、新築分譲住宅は一つ一つの土地に家を建ててそれらを個別で販売します。

同じ場所で同様の仕様の住宅を何棟か建てて販売するため、コストを抑えることができます。

これが、建売住宅が低価格で購入できる理由です。

当然のことながら、家のみを購入することはできません。そのため、建売住宅を購入するのと同時に、それが建っている土地を手に入れることになります。

土地と建物を一緒に入手できるため、「マイホームの購入に手間をかけたくない」と考えている人にオススメです。

しかし、既に建てる場所や設計が決まっているため、土地やデザインを変更することができません。

ただし、建設する前であれば、多少の間取りは変えることができます。そのため、事前に確認することが大切です。

また、建売住宅は出来上がってしまえば基礎や壁の内部が見えません。それをいいことに、手抜き工事をして利益を追求する悪徳業者が多すぎるため、業者選びには注意が必要です。

慎重に住宅会社を選ぶようにしましょう。

>>失敗や後悔しない住宅会社の選び方

補足
補足

建売住宅の特徴についてさらに詳しく知りたい場合、「新築一戸建てを購入する前に知らないと後悔する3つの注意点」のページの1-1で解説しています。

1-2.注文住宅とは

注文住宅注文住宅とは、土地や住宅をあなた自身で選び、ゼロから作り上げていく家のことを指します。

使用する材料やデザイン、機能性などを全て決めることができるため、あなたが理想とするマイホームを手に入れることができます。

ただ、前述の通り、ゼロから全てを決定しなければいけないため、建売住宅と比べると手間と時間がかかります。

そのため、注文住宅は「マイホームの購入は簡単に済ませたい」と考えている人には不向きです。

「こだわりのある家を建てたい」と考えている方に適しています。

2.建売住宅と注文住宅のそれぞれの立地(土地)について

建売住宅と注文住宅の価格に差があるのは、建物の自由度だけではありません。当然のことながら、家を建てるには土地が必要になります。

実は、建売住宅と注文住宅では、土地の金額にも大きな差額があります。

2-1.建売住宅は土地探しをしなくて良い

分譲地の売建住宅

「1-1.建売住宅とは」で述べた通り、建売住宅は土地付きの家です。

そのため、それぞれを別々に探す手間が省けます。

また、土地と建物をセットで購入するため、低価格にて入手することができます。

・2-1-1.建売住宅は立地が良い物件が多い傾向がある

建売住宅を販売する際、建物のデザインや設計を決める前にそれを建設する土地を用意する必要があります。土地の仕入れを行うのは、不動産会社や住宅会社です。

このとき、立地条件が良いにも関わらず、建物とセットで低価格で購入できるパターンが多いです。建売住宅の場合、広すぎて個人では買えないような土地を、細かく分譲して販売するからです。これは、マンションと同じ考え方です。

例えば、駅やスーパー、学校などが近くにあるような好条件の土地の場合、その値段は何もない場所に比べて遥かに高いです。

しかし、そこを分譲地にして個別で販売することで、立地が良い土地を低価格で手に入れることができます。ここに建売住宅を建設すれば高確率で売れていき、余りにくくなります。そのため、建売住宅を販売している会社は土地の情報収集に力を入れ、少ない費用で魅力的な場所に家を建ててセットで売っているのです。

・2-1-2 .建売住宅は景観が統一される

建売住宅は、基本的に一つの分譲地にまとまって建てられることが多いです。

例えば、2、3棟程度の小規模なものから、「〇〇ニュータウン」と呼ばれるような100世帯を超える大きい分譲地までさまざまです。一般的には、一つの不動産・建設会社が大きな土地を細分化してそこに同じデザインの住宅を建てていきます。街の景観が統一されるため、見栄えのある街並みになります。

ただし、前者で挙げた小さな分譲地の場合、同じ見た目の家を建てたとしても、2、3棟程度では周辺との景観の統一を望むことは難しいです。

建売住宅が並んでいる様子

また、新たに街を作り上げることになるため、同じ分譲地内に住んでいる人は全て入居したての方になります。そのため、地域独特のルールや古いしがらみが存在しないため、「新たな土地で人間関係で悩みたくない」と考えている人にはお勧めです。

2-2.注文住宅は自分で土地を見つけなければいけない

土地探しのイメージ注文住宅の場合、親や親戚から譲り受けた場所がないかぎり、不動産会社、あるいは住宅会社と協力して土地を探し出す必要があります。

そのため、マイホーム建設以外に不動産に関する知識も最低限身につけておかなければ、土地探しで失敗してしまう可能性があります。

たとえば、立地が良いのに安い場所を見つけて「ラッキー」と思って購入したとします。

しかし、蓋を開けてみると地盤が悪く、地盤改良をしなければ家を建てることができない場合があります。最悪の場合、同じ立地の地盤が良い土地を購入するよりも割高になることもあるため、注意が必要です。

地盤改良

また、たとえ理想通りの土地を発見したとしても、その場所特有の法規制や敷地の形状によっては建築法にひっかかり、思い通りに家を建てられない可能性があります。

このようなリスクを防ぐために、土地に関する勉強をしておくことをお勧めします。

ただ、不動産に関する知識が何もない人の場合、なにから学べばよいか分かりません。そこで、土地購入に詳しい人や専門家に聞いてしっかりと勉強するようにしましょう。

もし、理想とする土地が見つからない場合、建売住宅やマンションなども視野に入れておくと良いです。住む地域を妥協してしまうと、私生活に支障が出てしまい、ストレスの原因になるからです。

納得のいく土地が見つかるまで、根気強く探しましょう。

もし、安心して依頼できる優良業者がいない場合、「タウンライフ」を利用しましょう。

大手企業や地元の優良工務店から無料で、一括資料請求や相見積り(複数の業者に見積りを依頼すること)だけでなく、土地探しまでタダでしてくれるのでオススメです。

土地と住宅は二つで一つなので、よく考えた上で慎重に選び決めて行きましょう。

・2-2-1.既に土地がある場合の注文住宅

親から譲れ受けたり、実家を建て直したりして既に土地がある場合、住宅を建てるだけですみます。

もちろん、土地代はかからないため、建物に資金を回すことができるのでこだわりの強い家を建てることができるようになります。

・2-2-3.建築条件付土地に関して

注文住宅を建てる土地を探していると、「建築条件付き」というものがあります。

建築条件付きの土地とは、その場所を購入する場合、あらかじめ指定された建設業者で家を建てなければいけない宅地のことを指します。そのため、そこを所有している売主、またはその会社が定めた業者でなければ住宅を建てることができません。

建築条件付きの土地を買う場合、宅地のみを購入するのとは異なり、敷地と住宅の両方を取引することになります。

このとき、土地を販売する不動産会社と施工業者の関係性が深いです。

そのため、問題が発生した場合、その責任の所在をあいまいにされないように事前に厳しくチェックする必要があります。

こういったことを考えると、住宅会社選びの難しさがわかるはずです。

なお、住宅を建てる業者は決まっているものの、設計はあくまでも注文住宅と同じように自由です。

ただし、建設業者ごとに得意とする工法は限られています。

そのため、希望通りのマイホームにならない可能性があるので注意しましょう。

また、宅地の売買契約が成立したにも関わらず、土地を販売した業者が定める一定期間内に住宅の設計プランを固められない場合、全ての契約自体が白紙になってしまいます。

そのため、宅地の契約に続けて施工会社とのやりとりも控えていることを覚えておきましょう。

住宅購入は、あらゆるリスクを考えた上で、安心して任せられる優良業者に出会えるかどうかで満足のいく家が建てられると考えてください。

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2-3.建売住宅と注文住宅の自由度の違い

ここで、建売住宅と注文住宅の設計・デザインの自由度など、それぞれの違いを明確にしておきます。

なお、建売住宅は「建設前(未完成住宅)」と「既に建物が建っている」ものの2つ、注文住宅は「建築条件付き」と「建築条件なし」の2種類に分類させていただきます。

これら4つの住宅の違いは、以下のようになります。

建売住宅と注文住宅の設計の自由度の比較表

3.建売住宅と注文住宅の価格と品質の違い

冒頭で述べた通り、「建売住宅の方が注文住宅よりも安い」という話はよく聞きますが、どれほどの違いがあるのかわかりづらいですよね。

そこでこの項では、建売住宅と注文住宅の価格と品質を比較していきます。

ここでは、以下の3つに分けて比べていきます。

  1. 建売住宅(既に建っているものと建設予定の両者を含む)
  2. 建築条件付きの土地
  3. 建築条件なしの注文住宅

まず、建売住宅と建築条件付きの土地を比べた場合、平均的に約200万円前後の違いがあるといわれています。

一方、建売住宅と建築条件なしの注文住宅を比較した場合、その差額は約1,000万円程度開きがあります。

建売住宅と注文住宅の値段比較

では、なぜこれほどまでに金額に差が生まれてしまうのでしょうか。以下でそれぞれの値段設定について深く掘り下げていきます。

3-1. 建売住宅の価格と品質

価格と品質の違いのイメージ前述の通り、建売住宅は注文住宅よりも低価格にて購入できます。

この理由は単純であり、間取りやデザインの売りあわせを行う必要がないため、人件費を削減できるからです。

また、同じ仕様の住宅を大量生産することで、部材もたくさん発注できます。

これにより、単価を下げて入荷できるのも理由の一つです。

しかしながら、これだけでは注文住宅とよりも数百万円単位で値段を下げるのは難しいです。では、どのようにして建物の金額を抑えているのでしょうか。

実は、工事の品質も下げているのです。

たとえば、使用する材料や実際に施工をする職人の技術力が低い傾向があります。

後は着工棟数をこなして利益を上げていきます。

ただ、安い部材を使用するだけならまだしも、職人に支払われる工事金額も少なすぎるため、設計通りに完成させることはできません。

実際に、限られた予算で予定通りの段取りで施工すると赤字になってしまうため、必要な工程を省いて利益を出そうとする会社は多いです。

たとえば、家の基礎を作る際に型枠(かたわく:コンクリートを流し込む型)を組む前に捨コン(均しコン:構造物を設計道理の場所に設けるために必要なコンクリート)を施工する必要があります。

予算が無いため、捨コンを省いて手抜き工事を行う様子

ただ、現場で使用できる予算が無いため、この工程を省いて工事を進めようとする業者はたくさんいます。

しかしながら、捨コンが無ければコンクリートの圧力で型枠は定められた位置から動いてしまいます。

その結果、構造物は本来あるべき形から変形した状態で固まってしまい、見栄えの悪いものが完成してしまいます。このような工事は建設業界では当たり前のように起こっている手抜き工事であり、珍しいことではありません。

通りがズレてしまう様子

このとき、素人は「現場監督が確認をしてくれるのでは?」と考えます。

しかし、現場監督も大量の案件を抱えているため、品質管理よりも発注業務や職人の段取りがメインの仕事となっているパターンが多いです。

建売住宅であっても、建設前の物件であれば現地の調査をしたりこまめに確認をすれば手抜き工事を未然に防ぐことができます。

ただ、建物は建ってしまえば中身を確認することはできません。

その結果、見栄えは良いとしても、品質が悪い家が完成してしまいます。

このように、建売住宅が安い大きな要因は、上記で説明したことが関係していることは間違いありません。

人生最大の買い物なのに、手抜き工事をされたくないですよね。だからこそ、業者選びが重要なのです。

そのため、「夢のマイホームを1円でも安く買いたい!」という理由だけで、建売住宅、あるいは注文住宅を選んではいけません。

家は「大切な家族との唯一無二のプライベート空間」であり、「一生に一度しかない人生をかけた買い物」です。

そんな家づくりを値段だけで選んでしまうと、高確率で悪徳業者に足元を救われてしまいます。

間取りが悪かったり、工事の品質が最悪なものを目の当たりにして、「しっかりと自分たち家族のことを考えてくれる優良業社に出会いたかった……」といった後悔しながら、何十年も「借金」を返済し続けたくないですよね。

一生を共にするプライベート空間で、ストレスがたまり続けることを考えただけでも、嫌ですね。

そこでオススメなのが「タウンライフ家づくり」です。

大手ハウスメーカー(建売を含む)や地元の工務店から、一括で資料請求ができます。気に入った業者がいれば、見積りを依頼するだけで複数の見積りを比較することも可能です。もちろん、無料です。

しかしも、あくまでも資料請求であるため、断る必要すらないのも魅力です。個人情報が知られると強引な営業をされるのは、嫌ですもんね。

家づくりで最も難しいとされる「業者選び」で失敗しない第一歩として、必ず複数の業者を比較してください。これを面倒臭がらずに行うことで、優良業社に出会えて、予算内で最適な提案をしてくれるため、低価格で希望通りの家づくりを実現できることでしょう。

・3-1-1.売買契約書を確認する

売買契約書を見れば、建売住宅がどのような条件で販売されているのかを確認することができます。

販売業者に「売買契約書を見せてください」とお願いすれば拝見することができます。

そのため、必ず目を通すようにしましょう。

条件が合わなければ断れば良いので、後から発生する可能性があるトラブルを未然に防ぐことができます。

もし、渋ったり見せてくれなかったりした場合、その業者は裏がある確率が高いのでやめておいた方が無難です。

・3-1-2.建物の設計図一式を確認する

建設物を建てるためには、必ず設計図が必要になります。

必ず、図面一式を見せてもらうようにしましょう。

・3-1-3.建物の確認申請書や確認済証、検査済証を確認する

住宅が販売される際、確認申請書や確認済証、検査済証が用意されます。

そのため、契約をする前に隅々までチェックして、不備がないかどうかを確かめてください。

・3-1-4.設計事務所に調査を委託する

もし、上記の書類を見ても意味が分からない場合、設計事務所に調査を依頼することができます。

場所によってその金額は違いますが、数万円程度で調べてくれるため、一生に一度の買い物で後悔しないためにも必ず行うようにしましょう。

3-2.注文住宅の価格と品質

注文住宅の場合、ゼロから設計してそれを実現していくため、建売住宅と比べて全ての工程をお客様に見られる機会が多いです。

建売住宅の場合、「安いから仕方ない」といわれればそれまでです。

しかし注文住宅の場合、出来上がった構造物の品質が悪いと評判が落ちて死活問題になりかねません。

そのため、きちんとした工務店や住宅会社はお客様に対するサービスはもちろんのこと、施工を担当する職人に対して厳しく指導して品質管理を徹底しています。

そのこともあり、建売住宅に比べると注文住宅のほうが割高になるものの、丁寧に造り上げるので見栄えが良く長持ちする家が完成します。

このとき、あなたの担当をする住宅会社だけではなく、現場で作業をしている大工さんとも話す機会があります。

お互いの顔を見て会話することができるため、信頼関係を気付きやすく、手抜き工事が発生しづらい環境を作り上げることができます。

場合によっては、サービスで棚を造ってくれたり設計にはない工事を無償で行ってくれたりすることもあるため、こまめに現場に足を運ぶことをお勧めします。

ここまで述べてきたように、建売住宅は「家を売る」ことに重点を置いているのに対し、注文住宅は「家を造る」ということに意識を向けています。そのため、出来上がる構造物に大きな差が生まれ、値段に見合ったものが完成するのです。

お金をかけて、注文住宅の購入で失敗してしまい、後悔する人は多いので業者選びだけは慎重に行いましょう。

>>失敗や後悔しない住宅会社の選び方

・3-2-1.建売住宅を販売している会社の注文住宅は注意

ただし、注文住宅を扱っている工務店であっても、建売住宅の販売をメイン事業にしている会社の場合、注意が必要です。建売住宅と品質がほとんど変わらないパターンが多いからです。

そのため、注文住宅を建ててもらう業者を選ぶ際は、家づくりに対する熱意のある会社を選ぶようにしましょう。これにより、値段を抑えつつも良質な住宅が完成します。

そこで、「タウンライフ家づくり」を利用すれば、優良業者を見つけやすいです。

あなたが住んでいる地域のハウスメーカーや工務店から、無料で一括資料請求できるからです。そして、その中から丁寧な提案をしてくれる建設会社を選べます。

しかも、無料で利用できる上に、単なる資料請求であるため、強引な営業をされたり、断ったりする必要がないところが最大の魅力です。

建売、あるいは注文住宅のどちらを購入するとしても、「どの工務店で建てるのか」で全てが決まるといっても過言ではありません。

手抜き工事をされたり、高額な手数料を取られて思い通りの家が建たなかったりするなどの後悔をする前に、必ず資料請求をして、優良業者を見つけ出す手がかりとして活用してください。

4.建売住宅と注文住宅の入居までの期間について

two-family当然のことながら、既に間取りが決まっている建売住宅と設計や間取り、デザイン、設備などをゼロから決めていく注文住宅とでは入居までの期間は異なります。

そのため、暮らし始めたい期間に合わせてマイホームのプランニングを始めていく必要があります。

また、注文住宅の購入を検討している人の中で、家を建てる土地が決まっていない場合、家の建設を決めてから実際に住む前の時間は長くなることを覚えておきましょう。

4-1.建売住宅に住むまでの期間

建売住宅に住むまでの期間は、欲しい家が決まっていれば最短で3~4カ月で入居することができます。

建売住宅の入居期間

ただし、購入する時期や予算、使用用途などを吟味してから決めなければ資金繰りが苦しくなったり後から後悔してしまったりする可能性があります。

そのため、建売住宅の購入に踏み切るまでの期間はおおよそ11カ月程度見ておくことをおオススメします。

先ほど紹介した期間と合わせると、建売住宅の購入を決意してから入居までの時間は1年弱であることがわかります。

4-2.注文住宅に住むまでの期間

前述の通り、注文住宅は土地の購入から建物の設計など、細かい部分を決めていかなければいけません。

そのため、土地探しから入居までの期間は平均的に10~12カ月程度です。

注文住宅の入居期間

ただし、資金計画や依頼先の選定なども含めて考えると、プラス1年程度余分にかかる傾向があります。

注文住宅を購入する際は長い目で段取りをつけて、思い立ってから入居までの期間を2年程度見ておけば間違いないでしょう。

5.建売住宅と注文住宅のそれぞれの家の間取りの違い

間取りの画像建売住宅と注文住宅では、間取りに大きな違いがあります。

その理由は単純であり、建売住宅は既に部屋の構成が決まっているのに対して、注文住宅は室内のデザインや配置を自由に決めることができます。

5-1.建売住宅の間取り

建売住宅の場合、建物が既に完成している、あるいは設計が決まった状態でこれから施工されます。

あらかじめ間取りが決まっているため、建てられているモデルハウスを見学したり図面やパースを見せてもらったりすることができます。

これにより、仕上がりのイメージがつきやすく、実際に住んだ時を想定しながら購入を検討することが可能です。つまり、おもっていたものと違った」というリスクを最小限に抑えることができます。

しかしながら、建売住宅は平均的に売れやすい間取りを採用しているため、代わり映えの無いものが多いです。

そのため、あなたが家に合わせて暮らす必要があります。

たとえば、コンセントの場所や数を変えることはできません。厳密にいえば、オプションで数はその位置を変更することはできるものの、基本的にはそのままです。

ただ、電気プラグの場所は電化製品や家具が置かれることを想定しているものの、必ずしもそこにものを配置するとは限りません。

そのため、住んでみて初めて不便なことに気付くことは多いです。

そこで、建売住宅のモデルハウスを見学する際は、間取りやデザインばかりを気にするのではなく、暮らしやすさに重点を置いて下見をするようにしましょう。

5-2.注文住宅の間取り

注文住宅の場合、あなたが思い描く理想の住宅をヒアリングした後に間取りを構成していきます。

つまり、自由に部屋の配置を決めることができるということです。

見栄えだけではなく、使い勝手を考慮してプランニングをしてもらうことができるため、実用性の高い住宅を実現できます。

ただ、その分打ち合わせ回数が増えてしまい、金額も建売住宅に比べて割高になります。また、提案をする業者によっては設計者のレベル次第で仕上がりが左右されます。

そのため、実力のある業者と出会わなければ理想のマイホームを建てることはできません。

そのため、注文住宅を建てる際は、建物の構造だけではなく、それを構築できる信頼のおける業者探しが最も重要になります。

先に紹介した「タウンライフ家づくり」であれば、資金計画書や土地探しに役立つ資料だけでなく、間取りプランも無料で作成してくれます。もちろん、提供されたもので確定されるわけではありません。

あくまでも1つの案として捉え、理想の家づくりに役立てるのが利口な判断であると言えます。

具体的な提案を確認することで、よりイメージが湧きやすくなるため、上手に活用していきましょう。

6.建売住宅と注文住宅を項目別に比較してみた

建売住宅と注文住宅を項目別に比べると、以下のようになります。

建売住宅評価項目評価注文住宅既に完成している、あるいはあらかじめ決められたものを購入するため、自由度は低いです。自由度あなたの意見や要望を反映させながら計画していくため、理想とするマイホームに限りなく近づけることができます。間取りはほぼ決まっているため、数種類のラインナップから好みのものを選ぶ必要がある。ただし、壁紙や装飾の色など、最低限の変更はできます。間取り・デザイン全ての要望を叶えるにはそれなりの予算が必要なものの、あなた好みのマイホームを実現することができます。納得のいくまで話し合いができるため、満足度の高い住宅を手に入れることができます。既に出来上がっているものを参考にするため、イメージだけではなく実物を見ることができるので一目瞭然です。間取りや使い勝手も確認できます。仕上がり・イメージ過去の施工実績や図面、3D映像、模型などで設計プランを決めます。そのため、実際に出来上がってくるまでイメージをしづらいです。「思っていたのと違った」ということはよくある話です。建売住宅は、「家を売ること」にフォーカスしているため、間取りを変更したり設備を追加したりするには限界があります。将来性将来のライフスタイルを見据えて、改築しやすいプランを立てることができるため、家族の人数や成長に合わせて、間取りを変更できます。既に完成してしまっている場合、基礎や壁の内側の構造を確認することはできません。そのため、手抜き工事が行われていたとしても、見抜くのは難しいです。工程測量や土を掘るところから確認することができるため、設計通りに進んでいるか確認することができます。また、手抜き工事が行われないように監督と見回ることも可能です。4-1で説明した通り、購入する物件が決まっていれば半年もかからずに入居することができます。入居までの期間自由な設計ができる判明、打ち合わせにかかる時間や工事の期間などがあるため、入居までには時間がかかります。住宅と一緒に土地も一括で購入するため、資金計画が立てやすいです。資金計画建物以外に土地の購入代金も支払わなければなりません。他にも、着工時の手付金や上棟時、旬工事などに分けて支払わなければいけないため、資金計画は複雑になります。※クリックすると表を拡大できます。

この表を見てわかるように、建売住宅・注文住宅の両方にメリット・デメリットがあることが分かります。新築を購入する際は、これらを全て把握したうえで慎重に吟味するようにしてください。

まとめ

このページで述べてきたように、建売住宅を低価格にて購入できるのは決められた土地やデザインであったり、品質が悪かったりするなどの理由があることが分かりました。

一方、建売住宅に比べて割高になるものの、注文住宅は自由度が高く品質を保ったまま理想の家づくりを行うことができます。

また、優良業者にであることができれば、建売住宅に近い金額で希望通りのマイホームを建築することもできるため、一度相談してみることをお勧めします。

一生に一度の買い物である家の購入で失敗しないために、最後まで妥協せずに吟味するようにしましょう。

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